映画

「探偵物語」(1983年) 「ブラックレイン」(1989年)

松田優作という異色の俳優が亡くなったのは1989年のことで、そのとき僕は9歳でした。テレビのワイドショーで大騒ぎしていた記憶が、かすかに残っています。すごい人なんだ、とは思っていましたが、その後もなかなか作品を観る機会はなく。しばらくして…

「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」(1997年、ドイツ)

末期がんを宣告された男が2人。見知らぬ同士だったが、互いの境遇に親近感を覚えてすぐに意気投合。「最後に、まだ見たことのない海が見たい」という1人の願いをかなえるため、盗んだベンツで走り出す。トランクにギャングの大金があったことから、行く先…

「パッチギ!LOVE&PEACE」(2007年、日本)

リアルで情にあふれていて、少し「もったいない」映画でした。地上波にて鑑賞。井筒和幸監督。前作の「パッチギ!」(2005年、日本)は、文句なしに面白かった。日本人の青年と朝鮮人の少女が惹かれ合い、国籍が違うがゆえの問題にぶち当たる姿を描いた…

「マッチポイント」(2005年、英国)

ウディ・アレン監督の作品はまだほとんど見たことがなく、「スコルピオンの恋まじない」とこの作品だけなんです。両方ともBSにて。 舞台はイギリスのロンドン。アレン監督にとってロンドンで撮影するのは初めてなんだそうです。73歳になっても初めてのこ…

「リダクテッド 真実の価値」(原題: Redacted)【2007年、米国】

「問題作」と形容される映画は多いですが、これこそ本物の問題作です。雑誌「ぴあ」によると、「米国公開時にはアメリカ保守系メディアの大手FOXニュースが上映拒否運動を展開し、ネット上には本作に対する誹謗中傷が殺到。非常に小規模な興行で終わった…

「アクロス・ザ・ユニバース」(DVD)

9月の日記にも書きましたが、ビートルズの楽曲をふんだんに使った青春映画「アクロス・ザ・ユニバース」のDVDの発売予定日が早くも決まりました!12月19日だそうです。早速、アマゾンで注文してしまった…(笑) ビートルズの曲をうまくストーリーに合わ…

「ホテル・ルワンダ」(2004年、英国・イタリア・南アフリカ合衆国合作)

アフリカ中部のルワンダで1994年に起こった民族間の虐殺と、そのときに追われた人々を1000人以上もかくまった1人のホテル支配人を描いた、実話に基づいたストーリー。2004年に製作され、米アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネート。日…

「アクロス・ザ・ユニバース」(2007年、米国)

先日、大阪・梅田の「梅田ブルク7」にて鑑賞。 久々に自分の中でヒットした映画です。 ビートルズ好きは必見で、そうでなくっても十分に楽しめる。 ビートルズの曲が、おなかいっぱいになるほど出てきます。ストーリーは主人公・ジュードとヒロイン・ルーシ…

「13/ザメッティ」

最近、映画館で映画を観ていないなーと思い、 仕事上がりにテアトル梅田にふらっと。 「13/ザメッティ」という映画が上映中でした。 ロシアンルーレットのドラマ。 監督は、ゲラ・バブルアニ。 彼は今作品で、2005年のヴェネチア国際映画祭などで 最優秀新人…

「トリック劇場版2」

梅田の東宝シネマにて。 スポーツ紙に「小ネタのオンパレードで面白みに欠ける」 と書いてあったのであまり期待しないで見た分、 それなりの充足感は得られました。 期待は小さく持つと、なにごともよく見えることがあるようです。 最近、ドラマ版の再放送を…

「好きだ、」

行きつけのテアトル梅田で公開中、「好きだ、」を観ました。 宮崎あおいさんが主演ということで選んだ作品。 中学時代とか高校時代の、 何か足りなくて、でもそれを言葉にできない、 みたいな時期の自分を見ているようでした。 映像がとてもキレイ。 雲が流…

「誰がために」

浅野忠信主演。脇役にはエリカ、池脇千鶴、小池徹平。 愛する人を一番愛しているときに殺された主人公(浅野)が、 犯人の少年(小池)に復讐心を抱くという話。 映画には、「ボクノ ココロハ ドコヘモ イカナイ」という、 ちょっと狂気的なキャッチフレーズ…

「マサイ」と「パリところどころ」

いま、新宿駅東口のスターバックスでコーヒーを飲んでます。 大阪への引越しもカタがつき、いろいろな出費のため、 貯金の残高が栓を抜いた風呂桶の水のようにズルズルと減っていく今日この頃。 寒さが続いております。 お前、正月休みなかっただろ? はい。…

「私の頭の中の消しゴム」

「春の雪」と迷った挙句、ネタにもなるかなと思って「私の頭〜」を観てみました。韓国の恋愛映画の特徴は、前半に思いっきり幸せタイムを挿入し、中盤でそれを逆転。 そして最後までドーン。落としっぱ。 もしくは最後にキラッ。 少しだけ希望を見せる。だい…

「ドミノ」と「ソウ2」

先週は「ドミノ」、きょうは「ソウ2」を観ました。 どっちもエンターテインメントとして素晴らしい出来栄えかと。 「ドミノ」は最新技術を駆使した映像アクション。 「ソウ2」は前作「ソウ」を引き継いだ、密室サスペンスの傑作。「ドミノ」を観たのは、渋…