「13/ザメッティ」

最近、映画館で映画を観ていないなーと思い、
仕事上がりにテアトル梅田にふらっと。
「13/ザメッティ」という映画が上映中でした。
ロシアンルーレットのドラマ。
監督は、ゲラ・バブルアニ。
彼は今作品で、2005年のヴェネチア国際映画祭などで
最優秀新人監督賞を取るなど、国際的な評価が高いらしい。
白黒の映像がすごく印象的で、
恐怖感や絶望感が画面に広がる場面が多い。
キャストも知らない俳優ばかりだけど、味がある。
ロシアンルーレットの映画なんて観たことがなかったから、
それだけで楽しめました。


【適当なあらすじ】
撃つか、撃たれるか。
生と死を分けるのは、自分の運だけ。
秘密の場所で「殺人ゲーム」を繰り返す集団の中に、
何も知らない主人公が紛れ込んでしまい、
逃げ場を失って参加せざるを得なくなる。
当然、銃の使い方すら知らない。
そんな青年が、徐々に人数の少なくなる
恐怖のルーレットの中で、
絶望、緊張感からの解放、そして果てしない後悔といった感情を
非日常のレベルで体験していく。


そんなお話です。

見終わった後の爽快感なんかとは無縁の映画だけど、
ロシアンルーレットの怖さを垣間見るには、
興味深い映画だと思いました。