オキナワの魅力3 石垣島(ドライブ編)

 前回までに竹富島西表島と紹介してきましたが、今回は石垣島石垣島那覇空港から飛行機で約1時間。270キロほど西に向かえばもう台湾という、日本でも最果ての地であります。


 この島の魅力は、キレイな海と、キレイな景色。これに尽きますね。沖縄本島よりも旅行者が少ない(と感じる)ので、ごちゃごちゃしたのが苦手な人にもオススメ。沖縄旅行に都会的な雰囲気を求めるなら、沖縄本島のほうが楽しめるでしょう。


 石垣島の市街地には離島桟橋と呼ばれるフェリー乗り場があり、ここから竹富島西表島波照間島小浜島、黒島、与那国島などへの便が出航。需要と供給のバランスにより、便数はまちまちです。波照間島なんかは1日に数便しかないので、出航時間を調べていったほうがいいですよ。


 と。。。少し話がそれました。石垣島を楽しむには、なんといっても車がないとね。観光バスで4時間半かけて1周するツアーもありますが、ガイドブックなどで行きたいところをピックアップしておけば、車を借りちゃったほうが自由でラクちん。安くてオススメは、OTSレンタカー。ぼくの場合はキャンペーン中だったので、保険料コミ3000円弱でヒュンダイの小型車を借りられました。(ヤスイっ!!)ネット予約も可能。


 車を借りたら、島を反時計回りに進みましょう。午前中は、景色を楽しみながら北を目指します。ぶぅーんと30−40分ほど走ると、左手に玉取崎(たまとりざき)展望台の看板が見えます。まずはここで休憩。


玉取崎展望台付近に咲くハイビスカス

 ここからさらに北上すると、島の最北端である平久保(ひらくぼ)灯台に行き着きます。地球の丸さが分かる、すごい場所です。絶景を楽しんだ後は、昼食をとりに地元でも有名な明石(あかいし)食堂へ。八重山そば、ソーキそばに舌鼓… といきたいところですが、ピークの時間帯には長蛇の列に泣かされるので注意。かなーりへんぴな場所にあるのにね…


 その後はひたすら南下。島の西側を通る道を進みます。見どころは、米原キャンプ場のビーチ。むっちゃきれい。

 そして、川平(かびら)湾。

 …の、猫。湾の美しさは、ご自身の目で確かめてください。ここではグラスボートに乗り、カクレクマノミ(ニモ、ね)を見ることもできます。


 さて、ここまでのんびり周っていれば、そろそろ夕方も近いはず。スタートの時点で島をなぜ反時計回りに周るかという理由は、この時間に夕日を見るためなんです。オススメのスポットには、島の1番西側にある御神崎(うがんざき)、もしくは山の中のバンナ公園にある展望台などがあります。穴場はバンナ公園に程近い、万勢岳(まんせだけ)展望台。あまり知られていないらしく、景色がいい割に人が少ないとのことです。


 観光客には知られていないけどすごくいい場所なんてのは、小さな石垣島でもかなりの数があるとのこと。たとえば…

 こんな、人が全くいないビーチもあります。まるでプライベートビーチ。ここは観光客が来ないので清掃がされておらず、流れ着いたゴミも結構ある。さらに、石垣牛の散歩コースにもなっているらしく、彼らが残してくれたでっかいウンチくんがたくさん。でも、ビーチコーミングにはもってこいで、大きな貝やキレイな形をしたサンゴなんかがたくさんありました。こうやって、自分だけの特別な場所を探してみるのもいいかもしれませんね。


 次回は石垣島(うまいもの編)。